宮本・三都主がザルツブルグ移籍

http://www.nikkansports.com/soccer/p-sc-tp0-20061220-132667.html

オーストリアの強豪、というか、金満チームへ日本人が同時に2人移籍というニュース。
スカパーでオーストリアリーグ中継がはじまるのか？オーストリアリーグに精通した解説者って一体誰なんだ？そもそもオーストリアは正式名称が「オーストリー」になったはずでは？などなど疑問は尽きないですが、良い選択だと思います。中村俊輔のセルティック以来、稲本のガラタサライ、中田浩二のバーゼルと、完全に「非主流リーグのトップチームでレギュラーを張る」海外移籍がトレンドになった感がありますが、CLに出られる可能性があるってのはやはりデカイ。

中村俊輔の試合を見ていて感じるのは、やはりスポーツ中継の醍醐味は「圧勝」にもあるのだってことです。
もちろん緊張感のある接戦はどのスポーツでも素晴らしいものですが、所属するリーグで自分の贔屓チームが頭ひとつ抜けた実力を発揮して、毎回順当に勝つってのは良いものです。トラパットーニやマテウスなど、ネームバリューと画面持ちが良い人に囲まれて、日本人を要するチームが毎回圧勝する。「中田出場しねえなあ」と思いながら毎回ボルトンの試合を見ていた僕たちに、W杯で業を煮やしながら「ニッポン！」と叫んでいた僕たちに、それでもオシムジャパンを信じてまだまだ我慢しなきゃいけない僕たちに、今最も欠けているのは、そんなお手軽な圧勝感なんだという気がする。