最近買ったマンガ

雑誌では良くわからなかったマジェント・マジェントのスタンド名は「20th センチュリー・ボーイ」。こんな地味なところで超有名曲使わなくても。とりあえず「雪原の上を追い掛けてくるのに服が全身黒」という以外、あんまり見せ場が無かった。


PLUTO 5 (ビッグコミックス)

PLUTO 5 (ビッグコミックス)

で、その「20th センチュリー・ボーイ」というか20世紀少年(最後は21世紀少年)がようやく完結した浦沢直樹の『PLUTO』。『MONSTER』『20世紀少年』と2作続けて散々引っ張った挙句、ラストに伏線を回収しきれずに批判を浴びましたけど、僕は元々あまり過程が面白ければ終点には拘らないタイプで、「映画は予告編だけ2時間見てるのが一番面白いよ」という性格なので、浦沢直樹の全編予告編的な作品構成はキライじゃないです。


デトロイト・メタル・シティ 4 (ジェッツコミックス)

デトロイト・メタル・シティ 4 (ジェッツコミックス)

んー、インパクト勝負の作品だけに、順当に面白さが逓減。多分僕が買うのはこの巻が最後だろうな。1話読み切りのギャグマンガなので、段々インパクトが薄れて笑えなくなる、或いは自家中毒的なネタの使い回しでマンネリ化する、というのは想定内でしたが、まさかギャグマンガ週刊少年ジャンプのヒーローもの特有の強さインフレが起こるとは想定外でした。そこのところだけ、マンガの本筋と関係なく、ちょっと面白かった。コミック3巻までで散々キャラが立ったDMCに対抗すべく、対にメタル・フェスティバルまでマンガの中で開催して、スカトロメタルなんてバンドまで登場させちゃって。多分スカトロメタルのデズムって、「これ以上が出せない」っていう強さインフレレベルで考えたらドラゴンボールフリーザとかセルを超えちゃってるだろ。と、書いてる自分がなんかバカバカしくなってきたので、この辺りで。