有名人の愛車

先日仕事で早稲田界隈に行った時の話。学生時代を過ごした街なので、仕事が終わった後も懐かしく大学周辺を歩いていると、あの高木ブー氏が運転する車とすれ違いました。この界隈に住んでいる、というのは有名な話なので高木ブーと遭遇したこと自体は然程驚きませんでしたが、彼の愛車がスマート(画像参照)だったのが衝撃でした。100%「スマートって、お前ブーだろうが」というツッコミ待ち。彼こそ真の芸人だ。


ところで、僕が高木ブーに遭遇するのは人生二度目です。学生時代だから、もう10年前になりますが、早稲田駅近くのみずほ銀行(当時はまだ第一勧銀だった)のATMで僕の前に並んでいたのが高木ブー氏で、なにかATMの使い方がわからなかったらしく、係員を呼んで結構シリアスな口調で眉をしかめて話していました。怒っていた、のかもしれない。僕の後ろに並んでいた友人が「あれ、高木ブーじゃね?」と耳打ちをしてきて、僕はその人をじっくり見たんですが、正面から見ても僕たちがイメージする高木ブーよりも件の人はかなり小柄でほっそりとしており、僕と友人は「いや、違うよ。あんな痩せてねえだろ」「でも顔は明らかにブーだろうがよ」などと本人に聞こえないように小声で話し合ったものでした。


結局目視ではお互い「彼が高木ブーである」と確信は持てなかったわけですが、係員と何か話していた彼が戻ってきて、僕たちに「お待たせして申し訳ない」と丁寧に断ってから僕たちの前の列に並び直した瞬間、僕たちは彼がブーであると確信したのでした。なぜなら、その時彼が着ていたジャンパーの背中には、アルファベットで大きく三文字「BOO」とプリントされていたからです。僕の記憶では確かその時高木ブーはサングラスをかけていたように思うのですが、背中にあんなに大きく自分の名前をプリントしては、全くサングラスの意味がありません。彼こそ真の芸人だと思った。


以上、10年の時を経て高木ブー氏の凄みを確認した話でした。スマートに乗ってるって、現役の早稲田生には結構有名な話なんだろうか。


ちなみにタイトルのブーバリアは別に高木ブーのバリアではなく、花の名前です。