今夜も常夜鍋

先日の日記は自分の中で「料理について語る渋い男はこうゆう文体じゃないと」という貧困なイメージをなぞって書いてみたんだけど、全然雰囲気が出ないのね。切ないからもう普通に戻す。北方謙三ふうの白髪でムダに渋いおっさんが蘊蓄を語るイメージだったん…

金色の衣を纏い油にナントカ

横浜に住む両親から「庭に今年も蕗の薹が生えてきた。食べごろだ」と電話があったので、天ぷらを食べに帰る。蕗の薹、などと漢字で書くと高尚な食べ物のようだが、「ふきのとう」である。 独特のほろ苦さがあるので、苦手な人は苦手かも知れないが、あの春を…

京都の湯豆腐

三が日ひたすら白味噌の雑煮を食べ、おせちを突いていれば相当胃がもたれてくる。七草粥という先人の知恵はあるものの、結局夜普通に飯食ってたら体重減らなくね?むしろ新年会で更にプラスじゃね? そんな時には湯豆腐。 正月疲れした内臓に、あっさりした…

京都の雑煮

あけましておめでとうございます。 年末年始は実家でのんびり過ごしました。 今は両親も横浜に住んでいますが、僕は実家が京都なので、正月といえばやはり白味噌の雑煮です。これが無いと一年はじまった気がしない。最近は都内でも、比較的簡単に白味噌が手…